新宿クリエイターズ・フェスタ 開催中です の続編(&虹色のはなし)

皆さん こんにちは。カラー講師の吉川です。

先日の記事で、クリエ・スクールの教室がある新宿で行われているイベントと、エマニュエル・ムホーさんの作品をご紹介しましたが、彼女が手がけた巣鴨信用金庫のお話が出たので、早速実物を見に行ってきました。image1

以前、偶然にも何も知らずにこの常盤台支店の前を通過しながら、「随分明るくてポップな建物だなぁ、なんだろう??」と、優しい色合いなのに強烈に気になって、近づいてみたら『巣鴨信用金庫』さんだとわかり、「今までの金融機関とは随分違って、明るく親しみやすさのある建物だな」というのが第一印象でした。

今回たまたまスクールのブログ内でクローズアップされ、すぐにこの第一印象を思い出し、もう一度行ってきました。あいにくの曇り空で、せっかくの素敵な店舗が映えない写真で申し訳ないのですが、窓枠には若々しく親しみやすいブライトトーンが使われ、外壁には樹のイラストが施されているのが見えますか?image2

大きな窓にも外壁と同じ樹のイラストが描かれていました。

残念ながらインテリアの写真は撮ってこられなかったけれど、エクステリアの窓枠に使われていた色と合わせたソファが配置されていたり、壁面に同じ色合いの木の葉が描かれていて、自動ドアが開くたびに中から「いらっしゃいませ!」という元気な声が聞こえ、この建物に使われている色合との相乗効果で引き立てあっているように感じました。image3

こちらは、江古田支店。

写真を撮りたくて、地図を頼りに商店街を抜け、突如現れました。ひと目ですぐに分かります。大きなガラス窓からは太陽の光をいっぱい取り入れ、こちらも明るい雰囲気が伝わります。

失礼ながら、『巣鴨信用金庫』さんは、巣鴨=お地蔵様=お年寄りの原宿 という街の印象から、グレーだったりらくだ色(ベージュではない・・・もも引きのらくだ色)という、ちょっと古びたイメージを持っていたので、これらのシャレオツデザインによって私の印象は180度変わりました。

橋本先生じゃないけれど、やはりカラフルだとウキウキ気分になりますよね。貯金できるかも~、なんて。

 

さて、これらを手がけられたエマニュエル・ムホーさん。本当にカラフルなデザインが目を引きます。

使用されている色は、いわゆるスペクトルに見られる「虹の七色」を意識されているように感じます。日本では上から「赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫」の七色というのが一般的ですが、海外に目を向けると虹は六色、五色、四色と、表現は様々です。

虹は、光の屈折によって分光されて見えるものなので、その国によって分かれ方が違ったり、順番が変わったりするわけではありません。単に文化の違いによって表現方法が違うのです。

日本では、「虹は七色」という考えが学校教育に取り入れられ、広く浸透しています。これは、万有引力の発見で有名なニュートンの考えに基づいています。ニュートンの生きていた時代には、「7」を神聖な数字とする考えがあり、また自然現象と音楽を結びつけることを重要とするのが流行していました。そのため、音階に合わせたという説もあります。

このブログをお読みの皆さんは、配色をする機会が多いことでしょうね。配色に困ったときは、ぜひこのレイボー配色にもチャレンジしてみて欲しいのですが、なにしろ色数が多いため、賑やかすぎてうるさくなることもあると思います。そんな時は、トーンで調節して下さい。穏やかなトーンにしてみたり、イメージに合うトーンに変更するだけでグッとセンスの良い配色になるでしょう。さまざまなパターンを試して、いろいろな色の組み合わせを楽しんで下さいね♫

 

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