日別アーカイブ: 2018年2月1日

柿色の襲名披露

こんにちは。講師の橋本です。昨日のスーパー・ブルー・ブラッドムーンはご覧になりましたか?  月が地球に接近した時に見える「スーパームーン」に、1カ月に2回満月になる現象をいう「ブルームーン」、表面が赤く見える「ブラッドムーン」を合わせて長い名前になりましたが、曇空にポッカリと浮かんだ赤い月はどこか幽玄的で美しかったですね。西洋では月に不気味なイメージを持つことが多いですが、日本は古来から庭と一緒に月を愛でる風習があります。一方、昔の日本は月の満ち干きに沿った自然なお産が行われていましたが、現代では誘発剤などで日中にお産をすることが多くなっています。ドイツでは満月の夜には手元が狂いやすいので手術をしないと聞いたことがありますが、地球と引き合っている月は私達人間にさまざまな影響を与えていて、本当に無くてはならない大切な存在です。

今年の1・2月は高麗屋の松本幸四郎改め白鸚、染五郎改め幸四郎、金太郎改め染五郎の襲名披露公演が歌舞伎座で行われています。先日1月の夜の部を観に行きました。
歌舞伎座1歌舞伎座2襲名ポスター

襲名の口上では、主役の他に勘九郎や七之助、愛之助や吉右衛門など、幹部の役者さん達が横にズラッと勢揃いし、それぞれお祝いの言葉を述べるのですが、屋号によって裃(かみしも)の色が違うので、柿色の主役たちを中心に、とてもカラフルでした。髷の形も屋号によって違っていて、高麗屋の形は鉞(まさかり)というそうです。口上の後の勧進帳では、新幸四郎が弁慶を努めたのですが、改めて色の視点でみてみると、重厚感のある弁慶の黒と、染五郎演じる義経の高貴な紫が舞台に重厚感を与えていました。8代目、9代目幸四郎がそれぞれ千回以上演じた勧進帳。新幸四郎の演技も素晴らしく、これからがますます楽しみです。

今回のカラフルな歌舞伎の色も気持ちをワクワクさせてくれましたが、色にはそれぞれどのようなメッセージがあるのでしょうか。3月3日(土)14時~新宿ファーストウエストビル3階会議室で行われる高坂美紀先生による「カラーヒーリング無料体験セミナー」は色を味方につけて自信へとつなげていく術や、色がもたらす癒しの効果を体験して頂く、1年に1度のセミナーです。なかなか無い機会ですので、ぜひお申込みの上、ご参加下さいね。講座の詳細はこちら