月別アーカイブ: 2017年12月

三鷹天命反転住宅に行ってきました♪

こんにちは。講師の橋本です。先日色彩検定の合否通知を受験された皆様に発送しました。皆様結果はいかがだったでしょうか。合格された方は更に上位級を目指して下さい!残念ながら・・・の方はぜひ不得意分野を復習して、忘れないうちに来年の検定日、6月24日(日)の夏期の検定を目指して下さい。(1級など、冬期の検定は11月11日(日)1級2次試験は12月16日(日)に決定しました。)

さて、25日を過ぎると日本では慌ただしくクリスマスツリーが一斉に片付けられ、門松がお目見えしますね。諸外国では1月の6,7日頃まで、クリスマスの飾り付けをそのまま飾ることが多いです。一説には当方の博士が幼子キリストを礼拝したのが1月6日だったということから、それまではクリスマスの期間としているようです。ユニバーサル・スタジオでも1月8日までクリスマスのイベントを行っていますね。

このブログでも何度か登場している、カラフルな巣鴨信用金庫の設計で有名な、エマニュエル・ムホーさんが、100色の色を使って今年の表参道ヒルズのツリーの装飾を手がけていたことを思い出し、クリスマスの最終日、片付けられてしまう前に写真を撮ってきました。地下には白い三角形を組み合わせたツリーが、30分毎に虹色の光が入り、カラフルに変化していました。これからの色はますます光の色が主流になっていくのかな・・・と思いました。

表参道ヒルズ内ムホー

また、先日瀬戸内寂聴さんが、「極彩色の死なない家」と評価して実際に住むことを検討された「三鷹天命反転住宅」の見学会に参加してきました。詳細はコチラ
天命外観

この家は荒川修作とマドリン・ギンズが設計した有名な賃貸住宅で、実際に住んでいる人もいますし、ショートステイできる部屋が2部屋用意してあります。内装もカラフルで、床は子供と大人、それぞれの土踏まずにフィットする突起があり、歩くたびに気持ちよさが得られ、常に動作に運動が必要な仕掛けになっています。どこをみても常に6色以上の色が目に入るようになっていて、施工を担当された竹中工務店さんが何回も調色して、こだわった色を使われているそうです。自然界にあるさまざまな色が目に入る様子をカラフルな色で表現されているそうです。例えば単色で赤だけとか、赤と白の2色だけの部屋であれば、クラクラして落ち着きがなくなる気がしますが、なぜかウキウキして逆に落ち着きが得られたのは不思議でした。
天命内装天命天井←天井のようす。天命ブランコ←こちらは外から見て丸くみえる部屋に吊るしたブランコです。

次の日専門学校で東京商工会議所の資格、「福祉住環境コーディネーター」の対策授業があったので、高齢者の視覚と身体をも刺激する家として紹介させて頂きました。学生の皆さんも興味しんしんのようでした。定期的に見学会や体験会を行っていますので、ぜひ皆様も体験しに行ってみて下さい。外国の方もたくさんいらっしゃっています。

2017年もありがとうございました。クリエ・スクールは12月29日(金)から1月3日(水)まで年末年始休暇を頂きます。4日より通常通り業務を開始致します。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

横浜散歩

こんにちは。講師の橋本です。現在横浜の山手西洋館では世界のクリスマスと題して、8館の館内で国別にクリスマスの装飾が行われています。詳細はコチラ
ポスターブラフホルダーホルダーたくさん

石川町駅改札を出て、7分ほど坂を上がった山手イタリア庭園内にある、ブラフ18番館ブラフ18番館詳細はコチラで、20日に溝の口にお教室を持つ、ひがしきよみ先生のワークショップがあったので、参加してきました。スワロフスキーを使ってのキャンドルホルダーづくりです。一人2つ、スワロフスキービーズの種類を変えて、楽しく作成しました。クリスマスカラーの赤(キリストが民衆のために流した血の色)と緑(エバーグリーンと呼ばれる常緑樹の希望を表わす色)が効いています。ひがし先生は以前私が食空間コーディネーター2級を取得した際にお世話になった、素晴らしいセンスをお持ちの先生です。東急系列のブライダルのテーブルのお仕事もされていて、東急の方のお話では、先生がコーディネートをご担当するようになってから、挙式の契約数が増えたそうです。
お家をまるごとコーディネートするという経験はひがし先生もこれまでになかったご経験だったそうで、今回たまたまドイツのクリスマスのお題の依頼があったということですが、毎年ドイツには出向かれていらっしゃるものの、この展示をされるにあたって、少し前にドイツに行かれて勉強をして来られたとか。そのプロ意識は素晴らしいです。ドイツの老舗洋食器ブランド、ビレロイ&ボッホの磁器を中心として、白(純粋な信仰心、キリストの純潔の色)や赤を使ったコーディネートには、微笑ましい家族の姿が浮かんで来ました。白いツリーのオーナメントはドイツのレース製のもの。実をついばんで種を運ぶことから、繁栄を象徴する鳥もクリスマスではよく飾られるそうです。写真はディナーとティーのテーブルです。25日まで開催中ですので、横浜洋館めぐりをしてみませんか。
白い食卓白いツリー
赤いティー赤いツリー

 

光への探究心

こんにちは。講師の橋本です。早くも12月に入り、色彩検定の1級を目指されている皆様は12月17日の2次試験に向けて頑張っていらっしゃることと思います。2次試験は暗記力だけではなく、マンセルシステムの色票を見て、色の明るさ、鮮やかさを目で見極めていく力が試されます。本番であがってしまうことなく、(隣の人のハサミさばきが気になっても!)落ち着いて全力を尽くされることを祈っています。

先日九品仏浄真寺の紅葉を見に、出かけてきました。赤、黄色、緑がグラデーションになっていて、とてもきれいでした。毎年紅葉が少しづつ遅くなっている気がしますね。

紅葉初め紅葉1

さて、現在六本木の国立新美術館では、日展の他に新海誠展と、安藤忠雄展が行われています。
この2つの展覧会に共通して私が感じたことは「光のとらえ方」でした。光をどのように作品や建築に活かしているか、ということがよく分かる展覧会でした。
新海1新海2
「君の名は。」の作者である新海誠の展覧会では、従来のセル画に色を置いていく作業ではなしに、コンピューターを使っての新たな光の取り入れ方の解説がありました。特に風景の描写に作り手側の素晴らしいこだわりを感じました。
安藤1教会内部 図録
安藤忠雄展の方は、大阪府茨木市に建てた「光の教会」をそのまま美術館に増築許可をもらって、自費で同じ大きさの教会を建ててしまったというすごいスケールでした。建築家の展覧会はこれまで設計図や模型が並んで、スクリーンに映像、と言った程度の物が多いのですが、やはり体験してみないとわからないですよね。以前茨城市にこの教会を見学しに行ったことがありましたが、本当にそのままでした。その時の牧師さんが説教の途中で頭に光が差してきて、暑いので、少しづつズレながら話をする時があります、と笑いながらおっしゃっていたのが印象的でした。大阪ご出身の安藤さんはサービス誠心旺盛な方だな、と思ったのは展覧会の図録。普通美術展の図録は2,000円以上しますが、なんと今回1,980円。そして先着でとてもたくさんの数の図録にご自身で印刷したイラストに、直筆でパステルで色をつけられ、サインをされているのでした。イラストも数種類あり、色もそれぞれ違うのです。私は直島の地中美術館のイラストを選びました。

2つの展覧会は今月18日まで。ぜひ足を運んで光を感じてみて下さい。